琉球藍 藍染め
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沖縄県国頭郡本部町字伊豆味3417-6
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月・木曜

琉球王朝時代より
やんばるの本部町伊豆味集落に伝わる藍、それが琉球藍。

 琉球藍は、沖縄の風土に育ち、香り高い庶民の色として広く親しまれてきました。 沖縄県北部の本部町伊豆味を中心に各地で栽培され、沖縄の代表的な植物染料として製造・使用されてきました。琉球藍はキツネノマゴ科に属する多年草の植物で、藍植物の色素の紺を主軸に数々の琉球織物、そして紅型が染め伝えられています。古くから心の通った美しさは今日の化学染料で量産されたものと違い、温か味のある染料として使用されています。

沖縄やんばるの琉球藍
 琉球藍(学術的記載)・・・キツネノマゴ科イセハナビ属の植物。卵形の葉をつけ、唇形の花を密生した穂状花序をなす。藍草は一年に二度刈り取られ、夏藍は約95センチメートル、冬藍は約75センチメートルに成長する。挿木により植え付け、二年~三年に一度は株の更新をはかる。生育には適度の雨量と施肥、とくに牛糞を必要とする。刈り取った枝葉は、水に浸漬して色素分を抽出し、石灰を加えて激しく撹拌した後に泥藍を生成し、染料として利用する。中国原産で、琉球列島~インドシナ半島に分布。沖縄で栽培されてきた藍。 琉球では日本のスクモ(固形)とは違う泥藍という泥状の染料に加工して染色に用いていた。泥藍はインドアイと同じ沈殿法で作るが、琉球では乾燥の工程を行わなかったという。一部専門書や歴史書で山藍を琉球藍としている例があるが、これは明治初期に鹿児島県製藍局が琉球藍を山藍と命名したことを発端とする誤り琉球藍とは異なる。

琉球藍染人、 城間 正直(しろま まさなお)。

城間 正直  染めと陶芸を生業にしています。
染めるたびに心躍る色合いの多様さ「紅型染め」、 そして、刻々と変化する沖縄の海の色のように、甕から布を出した瞬間、 空気に触れグリーンからやがて藍色に変化していく神秘的な染物「琉球藍染」です。
半年ぐらい経つと藍も色素がなくなり終焉の時がきますが、 それを焼き物「伊豆味焼」の上薬に活用して、器へと新しく生まれ変わります。

 
1975年 染色家栗山吉三郎に師事し、1980年那覇市首里に「いしみね工房」設立
1988年 本部町伊豆味に琉球藍染そして泥藍を釉薬に使用した陶芸工房「藍風」を開く
1998年 日本現代美術協会会員となり、紅型や書を取り入れた画期的な染色絵画を創作する
1984年 沖縄県産業祭り工芸部門で最優秀賞(紅型)
1985年 沖縄タイムスYMCA文化教室で琉球藍染講師(5年間)
1987年 那覇市ギャラリーみやぎにおいて「琉球藍染展」
1988年 沖縄県工芸公募展において奨励賞(藍染)
1989年 那覇市市民ギャラリーにおいて「藍と書の彩り展」
1990年 県外の「沖縄工芸展」に数年参加する
1999年 名護市博物館ギャラリーにおいて「藍と陶展」日本現代美術展に出品、日本現代美術協会会員になる
2000年 日本現代美術展において大阪市立美術館長奨励賞 日本現代美術協会評議員になる
2002年 沖縄県工芸公募展において優秀賞(陶芸)
2003年 日本現代美術展において日現準大賞(染色絵画)
2006年 亜細亜現代美術展に出品、会友に推挙される(陶芸)
2010年 沖縄とハワイの文化交流展(ハワイコンベンションホール60点出品)に漆芸家前田孝充氏、陶芸家大嶺信孝氏と共に参加する
2012年 フランスパリにてイベント(日本春祭り)に出展する
2013年 天然染色作品展(韓国)において銅賞